日曜コースA 12月18日
10:00〜12:00
成績優秀者=平林7級6−0 尾上友亮初段5−1 浅沼準1級3−1 飯田準1級3−1 白井3級3−1奥野文太5級3−1 深海14級3−1 刈屋明日香16級3−1小林12級5−2 奥野元太8級4−2 吉村六段2−1 尾上知準五段2−1 野条準1級2−1 黒岡13級3−2
指導対局勝者=古南6級(五枚落ち、西田三段)小林12級(五枚落ち、上田1級)刈屋明日香16級(六枚落ち、上田1級)
昇級者=飯田和輝準1級⇒1級 平林雄馬7級⇒6級 小林昌樹12級⇒11級 刈屋明日香16級⇒15級
☆29名出席だった。指導が西田三段で補佐が上田1級、手合いが阪上二段だった。飯田準1級が昇級した。このところ充実しているようである。平林7級は勝つときは素早い感じだ。小林12級は力をつけてきている。壁にぶつかったときが危ないが、今は力強く乗り越えているのがよい。刈屋明日香16級はたくましさがあってよい。将棋は中盤までがうまくないが、自分の力で戦っている感じがする。
尾上友準初段も少しエンジンがかかってきた、強い面もあるが、実力の出し方がうまくない。浅沼準1級は中盤までの指し方はあやういが、中終盤のねじり合いは強い。白井3級も淡白さが少し薄らいでいるのがよい。粘り強く指せるようになると実力の片りんはうかがえる。奥野文太5級は堅実さが武器のようだ。安定している。深海14級も筋は良い。その気になればいい線を行っている。奥野元太8級もまだ粗削りすぎるが、急所はわかるようだ。吉村六段はもう少しオーソドックスを心がけたほうがいい。
尾上知準五段は中盤からはしっかり局面を読めている。野条準1級はそろそろ初段を乗り越えたい。上に行くほど力を発揮するタイプと思う。黒岡13級は冷静さが強みだ。古南6級は自分のパターンに入ると強い気がする。やはり中盤が課題だ。
いい線をいくのだが、決定打や急所の手を外すと、将棋は崩れてしまうものだ。同じ一手でも、比較的気楽な選択のときと、最善手を要求されるときがあるのだ。そういうときに急所を押えると、大崩れしないものなのだ。またそれは直感に頼ることが多いのである。
手を考えるときに、正確な状況判断ができるかどうか‥これが大きい。