☆伊丹コース 11月11日 13名
成績優秀者=寺本14級3−0 淺沼三段4−1 中野三段3−1 加藤準五段2−1
浅田4級5−3 白井2級4−3
指導対局勝者=遠藤四段(角落ち)
昇級者=なし
☆伊丹コース 11月25日 11名
成績優秀者=白井2級4−1 野条初段2−1 淺沼三段2−1 今出18級3−2
指導対局勝者=白井2級(二枚落ち) 今出18級(六枚落ち)
昇級者=なし
☆今月は昇級者がなし。白井2級が好調で勝ち始めたが、もう少しじっくり指したい。自分の考えた以外で何かいい手はないのかを考慮するのが大切だ。寺本14級はしばらく休んでいたが再開。序盤から中盤のセンスはいい。終盤に入ってから玉に迫る感覚がほしい。「寄せ」である。これが大事だ。淺沼三段も安定感が出てきたが、攻めのときにやや物足りないようだ。粘り腰があるので中盤での戦い方はうまい。
中野三段は「終盤一本」でやりくりして伸びてきたが、中盤に丁寧さがあればもっと上にいくだろう。加藤準五段は最近はやや切れ味に欠ける面がある。平手の方がうまい。終盤が明るいタイプである。野条初段は三段でもおかしくないが、ときどきひとり相撲を取って負けることがある。浅田四級は昇級を逃してやや崩れている。地力はあるのであわてないでよい。今出18級はもっと上位の実力がありそうだ。ときどき視野が狭くなるので注意しよう。
☆伊丹コースは段級に差があるので手合がつけにくいが、実力のあるタイプが揃っている。逆に実力がないと厳しい面もあるが、もともと鍛えるにはもってこいである。もう少し人数が増えた方がやりくりしやすいが、案外こういう中の方が伸びて行く傾向もある。指導は毎回1局は可能である。伊丹コースは詰将棋、大盤解説もきちんとできている。全体での技術面のこれからの課題は中盤から終盤の確実さである。
2012年12月21日
伊丹コース 11月11日 11月25日
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