土曜コース 3月10日
成績優秀者=飯田1級4−0 吉村六段3−0 岡本隆弘3級3−0 小田5級4−1 田辺歩夢11級6−2 獺ヶ口五段3−1田辺煌人18級3−1 薄10級4−2 遠藤準三段2−1尾上友準二段2−1高井4級4−3 田川竜也準1級3−2 酒井3級3−2 岡本吉晃11級3−2ハドソン23級3−2
指導対局勝者=田川竜也準1級(二枚落ち、藤原三段)高井ユキヒロ4級(四枚落ち森七段)
昇級者=飯田1級⇒準初段 田辺歩夢11級⇒10級 田辺煌人18級⇒17級
☆34名出席だった。指導は藤原新三段で、補佐が森七段、手合いが阪上二段だった。飯田1級が待望の準初段になった。コツコツと伸びているタイプで粘り強さがある。これから終盤のパワーアップが課題である。田辺歩夢11級も10級になった。安定したものが出てきたようだ。田辺煌人18級も腕を上げているのがわかる。将棋に集中でき始めているのが大きい。
岡本3級もまた動き始めた感じで、伸びている。小田5級は以前に通っていたときは14級くらいだったので、躍進している。薄10級も手ごたえが出始めている。終盤がまだゆるいので課題である。
人数が多いせいもあるが、ところどころでざわついているのが残念だ。集中するのは案外難しいのだ。どんなに強くても、強くなりそうでも、おしゃべりして盤面に集中ができないと上達は無理である。一人一人と接するといい面があるのでもったいない‥
進級の関係で3月いっぱいまでの子もいる。長く通ってきた子もいてさみしいが、この季節は毎年味わうことなのだ・・また将棋と接してほしいと思う。
将棋は自分の使える駒を活用させる・・その方法がそれぞれの個性である。個性の前にセオリーのようなものがあって、それが基本の技である。技といっても守りの陣形、攻めの駒組みをきちんとすることがスタートだ。運転と同じで「急」はよくない。「自然な動き」がいい。自然というのが難しいのだが、積み重ねる感覚である。